ボランティアに興味を持つ人たちをサポートする情報誌「ぼらんたーる」。

 「意義あるこの雑誌をこのまま終わらせたくない。できれば自分たちの手で復刊させたい」

 この思いを胸に、2003年8月、それまで休刊していたこの「ぼらんたーる」は、私ども、株式会社 情通コミュニケーションズ(当時:株式会社 情通出版)の手により復刊します。

 そして、あれから3年が経ち、さらに時代は変遷しました。ボランティアに対する世の中の意識も変わってきました。ボランティアの活動フィールドは増え、学校教育でもボランティアを取り入れるようになり、活動の輪は、どんどん広がってきています。

 人それぞれ、ボランティアに対する価値観は違いますが、国、文化を問わず「相手に感謝する気持ち」はどの国でも同じだと思います。

 お世話になったお礼に家の畑でとれた野菜を、留守を見てくれたお隣さんに手料理のおすそ分けを……という光景を誰もが知っているはずです。

 このような地域コミュニティのなかで、気持ち良く相手に接し、一緒に分かち合うコミュニケーションこそが「ボランティア」だと私は思います。

 自分のとった行動が、実はボランティアだったのだということに、結果気付けば、それで良いのではないでしょうか。大切なのはちょっとした気持ちと、行動することだと思います。どんなに素晴らしい意見や思想も、たったひとつの行動にはかなわないのです。

 「ボランティア」という言葉は、単なる「慈善事業」ととらわれがちですが、私たちはそうは思いません。「ぼらんたーる」は、あえて賛否両論を受け止め、「ボランティア」という言葉の意味を探求し、これからも問いかけていきたいと思います。

 この「ぼらんたーる」が読者の意義あるコミュニケーションのかけ橋となることを願っています。